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ボクは障害者
第2章 2,安田との出会い
安田は今までに僕が出会ったことがないタイプの男だった。
これまでに安田とは、買い物や映画はもちろん、キャンプも行ったし海にも行った。
どこに行っても安田は決まってこう僕に言った。
「ねぇヤス?アンタ今のケバい女のオケツ、ガン見してたでしょ?」
安田はいつも満面の笑みで僕を車椅子の背後から見下ろしていた。
合いの手のように僕も満面の笑みで頷くと、安田は決まってこうも言った。
「わかるわぁ~。アタシもさっき、イカした筋髭のガチムチ兄さんのこと、頭のてっぺんから爪先までガン見しちゃったもの」
と。
…そう。
安田は、僕が今までに出会ったことがないタイプの男なのだ。
・・・・・・色んな意味で。
これまでに安田とは、買い物や映画はもちろん、キャンプも行ったし海にも行った。
どこに行っても安田は決まってこう僕に言った。
「ねぇヤス?アンタ今のケバい女のオケツ、ガン見してたでしょ?」
安田はいつも満面の笑みで僕を車椅子の背後から見下ろしていた。
合いの手のように僕も満面の笑みで頷くと、安田は決まってこうも言った。
「わかるわぁ~。アタシもさっき、イカした筋髭のガチムチ兄さんのこと、頭のてっぺんから爪先までガン見しちゃったもの」
と。
…そう。
安田は、僕が今までに出会ったことがないタイプの男なのだ。
・・・・・・色んな意味で。