この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
Dreams come true
第1章 私と大樹


大樹と特別親しくしていた女子が、この3年間の間に2人ほど、いた。

一人は彼と同じクラスのコ。
クラスの中でもかわいいと評判のコ。
一緒に学級委員をやったことがきっかけで仲良くなったみたい。
大樹もまんざらでもなかったみたいで、2人で一緒に下校するところを
教室の窓から見下ろしたことも一度や二度じゃなかった。

そのたび私は、消しゴムの角を小さく千切って窓から2人にむかって投げ落とした。
ゴマ粒くらいの小さな攻撃じゃあ、何の役にも立たなかったけど。


結局、その彼女とは付き合うとまではいかなかったようで、
クラス替えで別々になってそれっきり、と本人が言っていた。


もう一人は一つ後輩で、テニス部で汗を流している大樹のファンになったコだった。
いつも金網越しに練習を見ていた彼女は、友達に手を引かれて大樹に手紙を渡したそうだ。
それがきっかけで、彼女と付き合うことになった。
そのコもかわいい子だった。
試合にはいつも応援に来ていたし・・

それを私が知っているのは、私も試合の応援に毎回行っていたからだ。
部活のみんなの公認になっていた彼女。
幼なじみの私より彼女のほうがランクが上な感じが、
ムカついたっけなぁ・・・

/30ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ