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変質者の手毬唄・珍田一耕助シリーズ
第4章 「情報収集」
山岸蘭は事件の事をほとんど覚えていなかった
盆踊りの最中にトイレに行きたくなって、1人でトイレに向かう途中で、背後から何者かに薬品の染み込んだ布で口と鼻を抑えられたらしい
気が付いたら既に辺りが明るくなっていて、男子中学生達が下から性器を覗き込んでいたというのだ…
そして、ココでちょっとした証言の食い違いが出てきた
野球部員は山岸蘭が吊るされているのを発見すると直ぐに捜索隊へ知らせに行ったと供述していたが、蘭の証言によるとそれはどうやら嘘のようである…
野球部員達はおよそ30分にわたって、代わる代わる山岸蘭の性器を指で開いき、その内部を観察したり弄ったりしていたそうだ