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変質者の手毬唄・珍田一耕助シリーズ
第7章 「恋と欲」
「あぁ…あふぅん…そうよ…あっ…センセ…上手…」
久しぶりに男と肌を重ねた勝江は、性欲の塊だった
狂ったようにクネクネと腰をくねらせ、ジットリと濡れた性器を珍田一の太腿に擦り付ける
「先生…早く…早くココも…弄ってぇ…」
勝江は自ら股を蛙のように開いて、黒々した茂みに見え隠れする淫猥な二枚貝を見せつけた…
褐色の殻はパックリと開き…その内部では、粘液でヌメヌメと鈍い光を反射する赤味を帯びた軟体生物が珍田一を誘うように蠢いている
「やぁ…これは…なんとも美味しそうな…」
「さぁセンセ…たぁんと召し上がって…」
珍田一は吸い寄せられるように、勝江の股間に蠢く卑猥な軟体生物を舐めまわし始めた…
勝江が珍田一の部屋を後にしたのは辺りが僅かに明るくなり始めた、午前4時過ぎ…
勝江の溜まりに溜まった性欲は激しく、底なしであった
2人は理性というモノを忘れ、狂ったようにお互いを弄り合い舐め合い…そして交わった
そこには恋愛感情等といったものは一切無く、ただ蓄積された積年の性欲や好奇心を吐き出しただけの一夜だった
しかし…それは決して不毛な行為ではなく、2人にとって非常に充実した…至福のひと時であった…