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裸の傑作
第8章 ブルーになる日
「しの子さん、もしかして、赤ちゃんできた?」
しの子ははっとした。
薫に気取られてしまった!
「えっ、まだわからないけど・・・」
しの子は曖昧な返事をした。
「しの子さん、もし妊娠したなら、それは俺の子の可能性が高いのかな」
薫の問いに、しの子は胸が痛くなった。
「うん・・・。私、薫君としかしたことないから・・・」
薫君の子じゃないよ、と言うべきだったのかもしれない。
でも、しの子は別の意味で薫を悲しませたくなかった。
しの子の言葉に、薫は嬉しくなった。
「あの、・・・しの子さん・・・、俺と、結婚を前提につきあってください」
薫はしの子の手を強く握り、言った。
しの子ははっとした。
薫に気取られてしまった!
「えっ、まだわからないけど・・・」
しの子は曖昧な返事をした。
「しの子さん、もし妊娠したなら、それは俺の子の可能性が高いのかな」
薫の問いに、しの子は胸が痛くなった。
「うん・・・。私、薫君としかしたことないから・・・」
薫君の子じゃないよ、と言うべきだったのかもしれない。
でも、しの子は別の意味で薫を悲しませたくなかった。
しの子の言葉に、薫は嬉しくなった。
「あの、・・・しの子さん・・・、俺と、結婚を前提につきあってください」
薫はしの子の手を強く握り、言った。