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裸の傑作
第5章 本当の処女喪失、もう一人のモデル
それに、こんな形で初挿入を迎えるなんて、ちょっと納得いかない。


これじゃまるで見世物だ。


薫は龍次郎の言葉に、まったく慌てる様子はなかった。


薫さんは童貞じゃないんだろうな、童貞だったらもっと動揺しているだろうし。


「大丈夫ですか」


薫が初めて、しの子に話しかけてきた。


彼の目は大型犬のように優しげだ。


「なるべく痛くないようにします。僕に任せてください」


薫のいじらしい言葉で、しの子はすっかりほだされてしまう。


彼だったら、まあいいかもしれない。


それにもう、私は夢の中で処女を失っている。


「はい・・・」


薫はしの子のぐっしょり濡れそぼった陰部に、そっと触れてきた。


指を一本、しの子のヴァギナにしのばせる。


「指一本でもきついな」


薫は独り言を言ってから指をゆっくりピストンし、くちゃくちゃ音をさせた。
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