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第6章 ファインダー越しの夜

薫はぎゅっと目をつぶり、今しの子に挿入していることを忘れようと試みた。


しかし、忘れようとすればするほどしの子の膣の感触が克明になり、果ててしまいそうだった。


ちらと従兄の龍次郎を見ると、いつになく真剣な表情で描いている。


しかしながら、真剣な表情と裏腹に従兄のペニスはパンツの中でがっちりテントを張っていた。


その様子が滑稽で、薫は自身の欲望の暴走を止めることができた。