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英理を調教 完全版
第6章 夏の出来事 ~英理の目線~
 何て綺麗な体。

 長い髪はいい香りでさらさらと音を立てて志穂さんの肩から滑り落ちる。
 胸は私のよりもずっと大きい。手のひらには収まりきらないほど。下の毛は濃くてそれが何だかとっても大人っぽく見える。大人っぽくて色っぽい。
 腰はきゅっとくびれてて、その下に丸く綺麗な形のお尻。

 本当に、何て綺麗な人なんだろう。
 志穂さんと二人で歩いている時、そんな志穂さんと自分を比べて惨めになったり、こんな美人が仲良くしてくれることに嬉しくなったり。

 でも志穂さんはとっても優しくて、私はやっぱり志穂さんが大好き。

 だけど。

 まさか、こんなふうなことをするなんて。
 考えたこともなかった。

 女の子同士なのに。

 志穂さんが仰向けに寝る私の顔を跨ぎ、そして体を横に倒す。
 私の目の前には志穂さんのいちばん女の人のところ。そして志穂さんの目の前にはきっと私の。

「さっきの続き、しよう」

 ふっ、と吹きかけられる息。ぐっしょり湿った私のアソコに冷たく吹きかかる。
 淡く触れる唇、滑らかに滑る舌。私のそこを開き奥に進んで行く指。

「あふ、ん…はぁ…んん…っ」
「英理ちゃんも。さっきみたいにして」

 蕩けそうなほどの快感の中、私の指と舌は志穂さんの動きを真似て動く。
 女の子のこんなところ、どうしたらいいのか分からない。けど、志穂さんが教えてくれる、導いてくれる。

「ん…あ、んぁ…あ…上手よ、英理ちゃん」
「は、う…んん…あ、ふ…」

 志穂さんのアソコもたくさん濡れていた。私のエッチな姿を見たから、なのかな。
 私がそこを指で突き、下でなぞるともっとたくさんの潤いが溢れてくる。

 女の子同士だから分かる。気持ちよくなってくれている。
 それが何だか嬉しい。
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