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英理を調教 完全版
第6章 夏の出来事 ~英理の目線~
 私達はしばらくお互いのアソコを舐め合った。

 その時間が五分だったのか十分だったのか、それとももう一時間経ったのか。
 もう私には分からないし、どうでもいい。

 ただ今はこの気持ちよさを。この気持ちのいい時間を。もっと。

 達也が与えてくれ、藤井君が強引に刻み込んでいく、強くて刺激的な気持ちのよさじゃない、もっと暖かくて優しい、体が溶けてしまいそうなこの快感を。

 急な斜面を駆け上がるのではなく、二人手をつないでゆっくり歩いて行くような、この時間。
 私は気が付けば必死に志穂さんのアソコを舐めていた。もっと志穂さんを気持ちよくしてあげれば、私ももっと気持ちよくしてもらえる。

「はぅ、ん…んはっ…志穂さん、私…イきそ…」
「いいよ、イって。気持ちよくなって」

 私は緩やかに絶頂に導かれた。
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