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英理を調教 完全版
第7章 混浴温泉での乱交
 車は順調に走り無事に温泉旅館に着いた。決して有名ではないが地元では人気の温泉で日帰りで入浴しにくる客も多いという。
 気のよさそうな中年の仲居さんに案内された部屋は畳の部屋で十二畳ほどの広さ。窓際に三畳ほどの板敷のスペースがあり、小さな椅子とテーブルが並んでいる。

 ここの目玉は混浴露天風呂。若い宿泊客は元々少なく地元の人と温泉好きのお年寄りしかいないようだが、この日は宿泊客も少なく夜になれば日帰り入浴の客を気にせずに使えそうだ。
 他の宿泊客はどこかの大学のサークルという男性の四人組と温泉好きの老夫婦のみ。そして俺と英理と志穂さん。
 これに日帰り客も加わって旅館としては十分忙しそうだ。

 免許取り立てで初の高速道路に疲れたのか、志穂さんは部屋で一休みするという。
 俺は英理と館内の喫茶スペースでお茶をすることにした。

 小さな旅館の小さな喫茶スペース。温かいお茶と冷たいお茶が用意してあって、湯呑が置いてあるだけ。セルフサービスで自由に使える憩いの場だ。
 その一角に大学生の四人組がいた。俺達を見つけて場所を開けてくれた。四人の特徴はリーダー格の人が『長髪』、高そうなカメラを持っている『カメラ』、汗っかきの『小太り』と頭のよさそうな顔立ちの『眼鏡』と言ったところか。

 俺はカメラが気になった。高そうなカメラだ。最近英理の姿をデジカメで撮ることが多い俺は少しカメラに興味が出てきていた。

「カメラ、気になる?」

 俺の視線に気付いたのか『カメラ』が声をかけてきた。

「ああ、すいません。いいカメラだなって思って」
「ありがとう。僕は写真が趣味なんだ」

 そう言って『カメラ』はカメラを手渡してくれた。カメラを見て英理の体が少し強張る。俺に恥ずかしい姿を何枚も撮られている。その条件反射だ。

「僕達は大学の小説サークルなんだ」
「小説ですか?」
「うん。僕は写真も趣味だから気に入った風景とかを写真に撮ってそれをもとに小説を書いたりしてるんだ」

 『カメラ』は気さくな性格なのだろう。俺達にメンバーを紹介してくれた。みんなそれぞれに悪い人ではなさそうだけど、これはちょっと俺の偏見だけどインテリ特有の暗さ、みたいなものが感じられた。
 多分、女の人とあまり縁がないのだろう。彼らは控えめに、でもちらちらと英理を見ている。
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