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英理を調教 完全版
第8章 本気のレイプ
 英理はその小説を最後まで読むことが出来なかった。途中で投げ出した。比喩ではなく、本当に放り出したのだ。名前が変えてあるとはいえどう読んでも自分だと分かるヒロインが濃厚に犯されている様子を、英理は最後まで読むことが出来なかった。

 それでも差後まで読むように言うと涙を流しながらもどうにか読み進めた。
 俺がそっとスカートの中に手を差し込むと英理の股間は濡れていた。

「何で濡れてるの?」
「…お願い、許して。もう読めない」
「自分のエッチな姿を読んで興奮しちゃった」

 英理は黙って目を伏せた。
 英理の体はもう、性の感覚に敏感になっている。日々犯されるストレスを軽減するためか、英理の体は敏感に責めに反応し、深い快感を英理自身に与えるようになった。鏡に映る犯される自分の姿も見たし、セックスの様子を撮影しそれを見せられたこともあった。

 しかし今回のように客観的な視線から自分が犯される様子を見るのはこれがはじめてだった。第三者の目から見た英理の痴態が事細かく書き綴られている。

 それは自分の知らない自分の姿。胸や性器の形状から喘ぎ声までも、自分以外の人の言葉で表現されている。

「あうっ!」

 俺の指がクリトリスを摘まむと、涙で顔を濡らしながらもびくんと体を大きく揺らした。
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