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第8章 本気のレイプ

　それからさらに一瞬間ほど。

　学校帰りの電車内。部活もしていない俺と英理は電車が空いている時間に乗ることが出来る。車両の端の三人掛けの座席、他の乗客は近くにはいない。俺が英理の股間を弄んでいると山根さんからメールが届いた。
　メールにはリンクが貼ってあり、その先では彼らの最高傑作が展開されていた。

　あの旅館でのことを元にした小説と、小説サークル四人がそれぞれに書いた、英理が主役の官能小説。そしてかなり過激な英理の写真。
　
　前と後ろを同時に塞がれている姿。精液に汚された顔で男のものを咥えている顔。割れ目の奥から精液が溢れ出ている様子。
　写真は顔にボカしが入っている以外は無修正だ。胸も割れ目もクリトリスですらもはっきりと見える。小説での描写と合わせればこれが英理だと気が付く人もいるだろう。

　あの英理がこんなことを、と普段の英理しか知らない人は思うはずだ。

　英理にはこのサイトのことは黙っていることにした。知らないまま多数の男のおかずにされ、英理のことを知っている人からはいやらしい視線で見られることになるだろう英理。

　俺の計画も思わぬ形でまた前進した。