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英理を調教 完全版
第10章 調教された英理
 ある日、旧体育館の整理と大掃除が行われることになった。長年大した手入れをされていなかった旧体育館は雑然といろいろなものが埃にまみれたまま置かれている。
 その日はもちろん旧体育館の用具室は使えない。

 俺は『プレイククラブ』はこの日は休みにしようかと思ったが、場所を変えてやってみようかと思い立った。

 ただ、ではどこで、という問題はある。

 例の駐車場も一時使っていた古いマンションもメンバーには教えていない。時折俺がそこで英理を犯すことがまだあり、そこは秘密にしておきたかった。

 考えた挙句、俺はメンバー全員と英理を電車に乗せた。
 乗り込む車両は東京~千葉県内を走る長距離の電車で車内の様子は普通の在来線と変わりがないが一部の車両にだけトイレが付いている。車両のいちばん端の、三人掛けの座席が向かい合っているところ。その片側がトイレになっていて向かい側は車いすやベビーカーの人のためのスペースになっているから座席はない。

 学校終わりの午後四時。まだ帰宅ラッシュの始まる前の車内のその位置に俺達は陣取った。
 英理を車両の角に押し込み、他のメンバーが周りを囲む。他の客への目隠し役だ。そのうちの一人は今日もカメラを構えている。

「な、何するの…?」

 英理は少し震える声で言う。

 俺はぎゅっと英理を抱き寄せるとスカートを捲り上げパンツの上から尻を揉む。
 今日の英理の下着は黒。黒と言ってもセクシーなものではない。薄いピンクのレースが臍下からゴムの部分に沿って貼り付けてあり、そこにレースのよりも少し明るい色ピンクのリボンが付いている。少し大人っぽくて、それでいて可愛いデザインの下着だ。上下お揃いなのは昼休みに藤井に犯されているのを見ていたから確認済みだ。

「ん…っ!」

 英理は俺の腕の中で体を硬くした。痴漢プレイはもう何度もしている。電車内でパンツの中に指を入れ割れ目の奥までいじられたこともある。下着を脱がされたまま電車に乗り触られたこともある。

 しかし今日はそれだけで済ます気はない。

 俺は英理を抱きしめたままスカートのホックを探り当てそれを外す。ふわっと裾が広がってスカートが英理の足元に落ちた。
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