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英理を調教 完全版
第2章 駐車場での全裸セックス
 そうこうしているうちに男の人が駐車場に入って来た。手には車のキー。中ほどに停められた車に乗り込み、慎重な運転で車を発進させた。

 正直ヒヤリとしたね。バレる、見つかるって。英理のほうを見れば俺以上に体を縮みこませている。

 幸いにも気付かれることはなかったが車が一台いなくなってしまった。これで空きスペースは二台分。さらに難易度が上がってしまった。
 
「ほらほら、早く来ないとまた人が来るかもしれないし、車がいなくなっちゃうかもしれないよ」

 俺は気を取り直し改めて英理にスマホを向ける。
 普段の英理なら絶対に裸の写真や動画など撮らせはしないだろう。それほど余裕がなくなっている証拠だ。

「はっ…はっ…」

 短く早い英理の呼吸。心臓の音まで聞こえてきそうなほど緊張しきった顔をしている。

 そしてトラックの裏から飛び出した。両手で胸と股間を隠しながらの不器用な走り方で。
 途中車のない所では一息で駆け抜けようと足に力が入る。英理は運動神経は悪くないが、体を隠したままの走り方では本人の思うほどのスピードは生み出せない。
 顔を歪ませながら俺のいるワゴンの裏まで必死に駆けてきた。

「はぁっ、はっ…!」

 辿り着いた途端糸が切れたようにその場に崩れ落ちた。次から次へと涙が流れ頬を伝ってアスファルトに小さな染みを作る。

「…来たよ」
「うん」
「服、返して…」
「いいよ。いいけどその前に頑張った英理にご褒美をあげなきゃね」
「…ご褒美?」

 俺はいったんスマホをしまって立ち上がりズボンのファスナーを下ろす。
 絶望的な英理の顔はすでに俺の股間に十分な力を与えてくれている。

「な、何するの…?」
「何すると思う?」

 力なく首を振る英理。その意味は、分からない、なのか分かっているけど分かりたくない、なのか。

「教えてあげる。頑張ったご褒美にさっきよりもいっぱい気持ちよくしてあげる」
「え、いいよ、そんなの…」
「ご褒美あげるって言ったじゃない。そのために頑張ったんでしょ?」
「ち、違う…」
「いつもみたいに気持ちよくしてあげるよ」
「こんな所じゃ…」
「したくない?」

 こくんと英理は今度は首を縦に振る。
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