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第5章 中学三年 その2

あっ、もう一人、女の人が現れた。

明るめの茶髪で、シヨートカットで、真っ赤なセットのインナーに、ガーターベルト、黒のアミタイツ。レイコ御姉様に比べると、グラマラスって感じ。

「今出てきたのが、ナツキ御姉様、レイコ御姉様のルームメイト」

キョウコちゃんをはさんで、レイコ御姉様の反対に、ナツキ御姉様が座る。

レイコ御姉様が、キョウコちゃんから、唇を離し、唇をオッパイに待っていく。

キョウコちゃんが、ピクンって跳ねる。

真剣に、見入ってしまった。キョウコちゃんが、マイの隣に、来たのに気づかなかったくらい。

ナツキ御姉様が、キョウコちゃんの、顔を、自分の方に向けさせると、唇を合わせる。

レイコ御姉様の優しいキスに比べると、ナツキ御姉様のキスの方が、乱暴そうに見える。
荒々しいっていうか、むさぼるっていうか…

キョウコちゃんが、マイを抱っこするように、後ろにまわったところで、やっと、キョウコたゃんの行動に気がついた。

「キョウコちゃん？」

「いいから、いいから、見てて」
そう言って、マイのバスタオルを取られちゃった。

キョウコちゃんも、バスタオルを取ると、裸ん坊が二人、キョウコぢゃんに、後ろから、抱っこされてるみたい。

画面に目を戻すと、右のオッパイを、レイコ御姉様に、左をナツキ御姉様に、吸われているキョウコちゃんが、画面のなかで、悶えてる。

縛られて、自由に動けないからなのか、首を左右に振って、悶えてる。

レイコ御姉様も、ナツキ御姉様も、自分の方のキョウコちゃんの、内腿をなで回してる。

あっ、キョウコちゃんが、マイの内腿をなでてきてる。テレビと、同じように…

レイコ御姉様とナツキ御姉様、二人とも、オッパイから、唇を離したと思ったら、二人でキスを始めちゃった。

あっ、キョウコちゃんが、強引に、マイに、後ろを向かせ、唇を合わせてきた。大人のキス…舌が入ってくる。マイも答えて舌を絡める…


テレビの中の出来事と、マイが、されていることが、重なる。

どっちが、どっちだか、わからなくなる。

マイも、縛られてるの？そんな気分になっちゃう。