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第28章 子作り　前編

ニーナとラッカとセバスチャンとメデューは、カトリーヌを連行したまま、巨頭老人の屋敷に戻りました。

主がいなくなった屋敷は、豪華な内装だけが残されています。

広い部屋には、フワフワのベッドと分厚い赤絨毯･･･暖炉の腋には薪も積み上げられています。

「綺麗な部屋ね。　子作りには最適ね」
メデューがそう言って微笑みます。

「セバスチャン、頑張るんだぞ」
ラッカがそう言って、セバスチャンの肩に手を置きます。

「は･･･はい･･･」
セバスチャンは顔を赤らめます。

ニーナも恥ずかしそうです。

「じゃあセバスチャン君、オチンチンを出してね」
メデューがそう言って笑みを浮かべます。

「えっ！　今ですか？」
驚いて尋ねるセバスチャン。

「うん、今よ」
平然と答えるメデュー。

「そう言うことは、僕とニーナちゃんの二人っきりになってから･･･」

「つべこべ言わすに、オチンチンを出しなさい！　私が魔法を掛けるから」
メデューはセバスチャンに詰め寄ります。