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第1章 流浪の踊り子

巫女とは、白魔法系の魔術を使う女魔術師のことです。

呪いが源である黒魔法とは違い、白魔法にはあまり攻撃魔法はありませんが、それでも、ソーソイア村の巫女たちは電撃を使うことができました。

けっきょく、巫女たちは魔法の力で踊り子を見つけ出し･･･
踊り子の黒魔法と巫女たちの白魔法の争いになりましたが、最後には踊り子が電撃を浴びせられ、消え去りました。


正確に言うと、踊り子は消えたのでは無く、元の姿に戻ったのです。

踊り子の正体は、両性具有の白蛇。
踊り子は白蛇の魔物だったのです。

身体が痺れて動けなくなった白蛇は、ソーソイア村の畑でグッタリと横たわり、死を覚悟しました。