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巫女見習いニーナのエッチなクエスト
第10章 エッチな用心棒
男のひとりがニーナに尋ねます。
「どんな依頼内容だね?」

ニーナは男に向かって答えます。
「モグーガ山脈への旅です。 それに同行していただける方を・・・」

「モグーガ山脈だって?!」
「たくさんの魔物が棲み始めたっていう噂だぜ」
「無理無理! 俺たちだって命が欲しいもんね」
男たちは口々に話します。

そんな中、酒場の奥のテーブルで、一人の男が、低いけれども大きな声で言いました。
「俺が行ってやってもいいぜ。 ヒマだからな」

ニーナはその男を見ます。

大柄で、痩せているが筋肉質の体つき。
肌は褐色で、髪の毛は金髪で逆立っています。

目つきは鋭く、鼻筋が通っていて、面長で端正な顔立ち・・・
いわゆる『濃い目のイケメン顔』っていう感じでしょうか。


「ラッカか」
「ラッカなら大丈夫かもね」
「ラッカは強いからなぁ〜」
他の男たちは、その男の方を見て言いました。
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