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第10章 エッチな用心棒

「おいおい、安すぎないかい？」
「丸損だろ？」
「サービスしすぎだろ？」
他の男たちはラッカに声を掛けます。

ラッカは立ち上がって言いました。
「謝礼は金だけとは限らないぜ」

そう言ってラッカは、腰を前後に振ります。

「そういうことか！」
「せいぜい楽しめよっ！」
「いいねぇ〜ラッカ！」
男たちは笑いだし、酒場は一気に盛り上がります。

しかしニーナには、この会話の意味が分からず、安い礼金で用心棒を引き受けてくれたラッカに、ただただ感謝をしています。

「じゃあ、行こうか」
ラッカはニーナの肩に手を置いて言いました。

「はいっ！」
ニーナは声を弾ませます。