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第10章 エッチな用心棒

ラッカはニーナを、自分が泊まっている宿屋
へと連れて行きました。
レンガ造りの質素な宿屋です。

自分の部屋にニーナを連れ込むラッカ。

ニーナには、なぜラッカが自分を部屋に連れ込んだのか分かりません。
ひょっとして、これからの旅の打ち合わせをするのかなって、ぼんやりと思っています。

部屋の中で立っているニーナに向かって、ラッカは言いました。
「脱げ？」

「えッ！」
驚きの声をあげるニーナ。

「脱いで全裸になるんだ」
ラッカはもう一度言いました。

「な･･･なぜでしょうか？」

「セックスをするときには脱ぐ。　常識だろ？」

「脱げません！」

「脱がずに着衣セックスをするのか？　俺はそれでもいいけど･･･」

「どうして、セ･･･セッ･･･セック･･･えっと･･･貴方と交わらなければならないんですかっ！」

「用心棒の謝礼･･･金で足りない分は、身体で払うのが当たり前だろ？」