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ばななみるく
第3章 ありすのばなな
「いけない、興奮し過ぎて出てきちゃったよ」

おちんちんを触られて衣月は紅くなる。
どうやら激しく興奮するとお豆ちゃんが大きくなっておちんちんみたいになってしまうらしい。

亜莉栖も真っ赤になって動揺する。びしょ濡れのおまんこちゃんにおちんちんが生えてしまう瞬間を触ってしまったのだ。

「キミが欲しくなっちゃった。ボクじゃダメかな?」
衣月は甘い声を出して迫る。

「ご、ごめんなさい・・好きな人がいます」
震える声で亜莉栖は断る。

「ごめん、びっくりさせちゃったな。ムリにするつもりはないんだ。でも、あんまり刺激されるとヘンな気になっちゃうから・・その・・離してもらっていいかな」
衣月も顔を紅くして少し震える声で言う。

「きゃっ、ご、ごめんなさい」
亜莉栖は激しく動揺する。衣月に生えちゃったおちんちんを触ったままだった。

「好きな人って魅莱かな?」
衣月に訊かれて亜莉栖はコクンと頷く。

「やっぱりそうか。魅莱はカッコいいよな。それに、可愛い」と衣月は嬉しそうに言う。

「生徒会長さんも魅莱さんに負けないぐらいカッコいいですよ」と亜莉栖は顔を紅らめて言う。

「嬉しいな。せめてトモダチとして仲良くしたいな。ボクのことは衣月って呼んでくれ」

「ありがとうございます、衣月さん。わたしのことは亜莉栖って呼んでください」

ふたりは少し照れながら名前を教え合う。

「今日は剣道の試合なんだ。同じ運動施設が会場だから、終わったらテニスの応援にいくよ」

「ありがとうございます。衣月さんもがんばってください」

「ありがとう。また後で・・」

ふたりは笑顔で手を振って別れた。

亜莉栖は歩きながら股間がジンジンして今にも爆発しそうなカンジになった。
こんなに厄介なモノを抱える男子は大変だと思う。

それにしても衣月はカッコいいしステキだ。
衣月の愛を受け入れておけばよかったと思う。

きゃ~、亜莉栖ってば魅莱さんと漓湖さんがいながらなんてことをと思う。

心の中で魅莱と漓湖に謝りながら亜莉栖は会場へ急いだ。

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