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ばななみるく
第1章 ふたりはひとつ
練習が終わって魅莱と璃湖は一緒に帰る。

「決勝戦、勝ちたいね」と魅莱が切り出す。

「うん、絶対に勝とう」と返す璃湖。

「そのためにはもっと心をひとつにしないと。ウチに寄っていかない?夜までは誰もいないんだ」
と璃湖に誘われて魅莱は久しぶりに璃湖の家に寄ることにした。

璃湖の部屋はちょっと難しい参考書が並んで、シックなグッズが整然としている少し大人っぽいカンジだ。
両親は揃って医者なので、璃湖も将来は医者になりたいと思っている。だから難しい参考書が並んでいるのだ。

アニメやアイドルのグッズでごちゃごちゃしている自分の部屋とは違うなぁと感心する魅莱。

「どうぞ」と璃湖がココアを出してくれた。
魅莱がココア好きなので今日はココアにしてくれたのだ。

「そういえば、わたしが前衛で魅莱が後ろの時、ちょっとエッチな目でわたしのこと見てたでしょ」と璃湖は悪戯っぽく笑う。

図星をつかれて魅莱はココアを変に飲み込んでしまってむせる。

「大丈夫?しょうがないなぁ、魅莱は」
璃湖は魅莱の背中をさすってくれる。
璃湖がさすってくれる手がブラジャーに当たる度に、このままブラジャーを外されちゃってもいいのと魅莱は思っていた。

前衛に立って前屈みになった璃湖のスカートからスコートが見えた時にたまらない思いで見とれていたのは間違いない・・。

駆け寄って、お尻を撫で回してやりたい、スコートを脱がしちゃってもっといけないことをしたいと思っていたのだ。
これじゃあ、エロオヤジの妄想と変わらないよと少し自己嫌悪になったりもした。

でも、なんで璃湖はあたしがいやらしい目で見ていたことが分かったんだろう?まるで後ろに目があるみたいだよと魅莱が不思議に思っていると・・

「どうして分かったの?って思ったでしょ。分かるわよ、わたしと魅莱はひとつだもん」と璃湖が顔を近づけてくる。

ふたりは目を閉じて唇を重ねた。こうしてキスをするのは何回目だろう?今日はちょっと激しく舌も絡め合わせてみる。

ふたりは男の子の恋人はいないけど、単なる親友を越えて少しレズの関係だった。でも、まだキスを数回しただけで、体の関係はまだしていない。

県大会が終わるまで、優勝しちゃったら全国大会が終わるまでは体は許さないでおこう、試合が終わった時の頑張ったご褒美にとっておこうとお互いに約束していたのだ。

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