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ばななみるく
第9章 まなとりつか
「でも・・あのコたちは女のコ同士の恋愛なんて興味ないかも・・嫌われたらイヤだな・・」

「愛菜ってばけっこう臆病なんだ。何だかわたしたちと同じカンジがするんだけどな・・」

愛菜は戦っていた魅莱と璃湖のことを思い出してみる。そういえば、ダブルスの時に見つめ合ったり頷き合ったりしてる様子はただのパートナーってカンジじゃなかったような気がする。

里津夏は愛菜が考えていることが分かったように悪戯っぽく笑う。

「今頃はわたしたちみたいなことをしてるかもよ」

魅莱と璃湖がえっちなことをしている姿を妄想するとまた体が火照ってくる。

「ねっ、今度誘ってみよう」

「そうだね・・里津夏・・💤」

愛菜は裸のまま里津夏の上で眠りに落ちてしまった。

「あらあら・・今日は本当にお疲れ様。激しい試合で疲れてるのに激しく愛してくれてありがとう」

里津夏は体の上から愛菜を降ろすと優しくみまもってタオルケットをかけてあげる。

「今日は泊まっていきなさい。疲れたよね、ゆっくり休んで」

里津夏は愛菜にキスをすると、愛菜の家に電話をして、試合の健闘会をしていたら激しい試合だったんで疲れて眠ってしまったから泊まっていくことを伝えたりとテキパキと行動した。

そして裸のまま愛菜と抱き合って眠りに就いた。

もし両親が帰ってきても寝ているから部屋に入ってくることはないからそこは安心だ。

でも、テーブルに今日は愛菜が泊まっていくこととふたりとも凄く疲れているから寝ることは伝言メモをしておいた。
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