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愛しのイケメン☆LIFE
第2章 海音君とお酒
ナギちゃんは、もうすっかり酔っていて、今にも眠りそうだ。
そんなナギちゃんの頭に手を掛けて、俺の肩にナギちゃんの頭を乗せた。
素直に俺に寄り掛かるナギちゃんの髪から、フワッと甘い香りがした。
うっすらと開いた唇…。
睫毛の長い閉じた瞳…。
酔った俺を煽る要素は、たっぷりやった。
何かフニャフニャと言ったナギちゃんが、小動物みたいで可愛くて、今この時間を大切にしたいなって思った。
ナギちゃんは、俺の事をどう思ってるんやろか?
でも、絶対俺の事好きやんか?
幸せそうに眠るナギちゃんを見て、心の中で呟いた。
お酒が抜けてもこの気持ちは、変わらないのかな?
ナギちゃんを起こさないように、俺はタバコに火をつけた。