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愛しのイケメン☆LIFE
第3章 柊斗君の休日

男に免疫がないからなのか、花菜はすごく純粋に気持ちを伝えてくる。
こんな事を、計算抜きで真っ直ぐに伝えてくれる相手なんて、なかなかいない。
こういう花菜の素直なとこが俺は好きだし、いつまでも変わらないでいて欲しいと思う。
「花菜…。」
「なぁに?」
「俺と花菜が付き合う事になったのは、奇跡でも偶然でもないよ。」
「えっ?」
「きっかけは違ったかもしれないけど、俺と花菜はこうして付き合う運命だったんだと思うよ。」
「ほんとに?」
「あぁ、花菜のそんな素直な所に、俺は絶対惹かれると思う。だから、もっと自信を持てよ。俺は花菜が大好きだからさ。」
言ったあとで、歯の浮きそうな、メチャクチャ恥ずかしいセリフを言った事に、恥ずかしさが込み上げてきた。
うわーっ。
俺、何言っちゃったんだろ。
思った事そのまま言っちゃったけど、結構恥ずかしいな…。
花菜もドン引きしてないかな?
そう思って、チラッと花菜を見ると、俺とは裏腹に、すごくキラキラした瞳で俺を見つめていた。

