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愛しのイケメン☆LIFE
第4章 輝愛君のお家

「こんな素敵なお庭で食べるケーキは最高に美味しいねっ。」


桜音は、大好物のチョコケーキを食べて、相変わらずご機嫌だ。

それにしても、桜音は口が小さいからだろうか?

よく口の端にソースとかを、付けている事がよくある。

今日も生チョコが口の端にくっついている。

それを見て俺は、意地悪な事を思い付いた。

ここには俺と桜音しかいないからな。

大丈夫だろう。

俺は桜音に椅子をちか付けて、顔を覗き込む。

桜音が、んっ?と顔を上げて俺を見つめる。


「こんな所にチョコついてるぞっ。」


指でチョコを取る振りをしながら、俺はそのまま顔を近付けて、桜音についたチョコを舐めとった。


「あっ…。」

「甘いな…。」


舐めたチョコと同じように、桜音の口から甘い吐息が洩れた。

俺はそのまま、皿に乗るチョコケーキに指を軽く付けてチョコを取り、桜音の耳朶につける。


「ここのチョコも舐めとらないとな…。」


白々しくそんな事を言って、桜音の耳朶をペロッと舐めた。
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