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愛しのイケメン☆LIFE
第5章 星夜君の愛猫
愛音が、俺を見上げて可愛くおねだりする。
潤んだ瞳が可愛くて優しく頭を撫でると、愛音が嬉しそうに微笑んだ。
「せんせ、お昼ご飯作ります。何がいいですか?」
「もうそんな時間か…?」
時計を見るともう14時をまわっていた。
午前中から愛音とこうして、ただダラダラと過ごしていたが、もうこんな時間か…。
愛音といると、時間がたつのも早い…。
「そうだな、飯の前に愛音を食べたいな。」
「ダメです。そう言っていつも先生は、ご飯食べるのわすれちゃうんだから…。」
「まぁ、そうだな。いつも愛音に夢中になって、忘れちゃうからなぁ。」
「だから、今日は私が作るんで、ちゃんと食べてくださいね。」
「わかったよ。今日は愛音の言う事を聞くよ。」
いつも従順な愛音も、こういう所は、母親のようにうるさい。
もう少し俺に体重を増やして欲しいようで、いつもちゃんと食べろと、うるさく言われるんだ。
この時ばかりは、いつも立場が逆転する。