この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
愛しのイケメン☆LIFE
第6章 海音君と山谷さん
ラーメンがくると、俺の心配をよそに、ナギちゃんと沙織ちゃんは、ラーメンを美味しそうに食べている。
酒を飲んだ後は、満腹感が得られなくて、本当は満腹なのに食べてしまう事がよくあるけど、そんな感じではないか?
「この店は、よくカイと飲んだ後に来るんだよ。」
「そうなんですか?今度は私も誘ってくださいよ。」
「毎回こんな事してたら、太るぞっ。」
「でも、一緒にまた来たいですっ!」
ナギちゃんと山谷さんは、話しに盛り上がっていて、沙織ちゃんは、ラーメンを美味しそうに食べている。
でも、山谷さんとナギちゃんと、普段三人で飲むのも俺は楽しくて好きなんや。
山谷さんと沙織ちゃん、うまくいくといいんやけど…。
ラーメンの会計も山谷さんが、全部払ってくれて、ほんと申し訳ない。
でも山谷さんは、終始ご機嫌だし、沙織ちゃんの前だし、ここはゴチになってしまおうと、ナギちゃんと決めた。
「カイさん、この後うちら2軒目行く事にして、山谷さんと沙織ちゃん、二人きりにしちゃいません?」
悪そうな笑みを浮かべて、ナギちゃんが提案してきた。
断る理由もないし、何だか面白そうだ。
俺はナギちゃんの提案に乗ることにした。
「いいよ。ナギちゃんは俺が家まで送るよ。」
「とりあえず、二人で消えましょう。」