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愛しのイケメン☆LIFE
第6章 海音君と山谷さん

ラーメンがくると、俺の心配をよそに、ナギちゃんと沙織ちゃんは、ラーメンを美味しそうに食べている。

酒を飲んだ後は、満腹感が得られなくて、本当は満腹なのに食べてしまう事がよくあるけど、そんな感じではないか?


「この店は、よくカイと飲んだ後に来るんだよ。」

「そうなんですか?今度は私も誘ってくださいよ。」

「毎回こんな事してたら、太るぞっ。」

「でも、一緒にまた来たいですっ!」


ナギちゃんと山谷さんは、話しに盛り上がっていて、沙織ちゃんは、ラーメンを美味しそうに食べている。

でも、山谷さんとナギちゃんと、普段三人で飲むのも俺は楽しくて好きなんや。

山谷さんと沙織ちゃん、うまくいくといいんやけど…。


ラーメンの会計も山谷さんが、全部払ってくれて、ほんと申し訳ない。

でも山谷さんは、終始ご機嫌だし、沙織ちゃんの前だし、ここはゴチになってしまおうと、ナギちゃんと決めた。


「カイさん、この後うちら2軒目行く事にして、山谷さんと沙織ちゃん、二人きりにしちゃいません?」


悪そうな笑みを浮かべて、ナギちゃんが提案してきた。

断る理由もないし、何だか面白そうだ。

俺はナギちゃんの提案に乗ることにした。


「いいよ。ナギちゃんは俺が家まで送るよ。」

「とりあえず、二人で消えましょう。」


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