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愛しのイケメン☆LIFE
第6章 海音君と山谷さん
「カイさん…好きっ…」
フニャッとしたナギちゃんの笑顔…。
うん、これは完全に酔ってる。
俺の腕をギュッと掴んで、体を預けてくる。
多分立ってるのも、ギリギリなんやろな。
そう思って、お姫様抱っこすれば、楽しそうに、キャッキャッとはしゃぐナギちゃん。
そんなナギちゃんに微笑んで、何も言わずに寝室へと運ぶ。
ゆっくりとベッドの上におろすと、寂しそうに俺を見つめ、両手を広げて俺を誘う。
「カイさん…離れないで…。側にいて…。」
潤んだ瞳でそう言われれば、俺ももう断る理由もみつからなくて、そのままナギちゃんに覆い被さった。
俺の背中に回ったナギちゃんの腕。
それによって、体は更に密着していく。