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第12章 意地悪。

ぅーん、
右の一発で止めておくべきだった？

あーでも、ほら、、
相手は男だから、、

ぶっ倒さずに放置するとさ、、

『体格差があるんですから、
容赦なく立ち向かわなくてどうします？
ノックアウトをとらない
中途半端な攻撃だと、
逆上されて身の危険が増すものですよ。』

おお、さすがアマンダのお爺ちゃんのご友人！！分かってらっしゃる。

『はぁ。お爺様･･、
それはアマンダの持論。
そんな物に理解を示すのは
お止めください。
彼女の脳筋的思考を
助長させるだけですから。』

『ちょっと、
アマンダは脳筋なんかじゃない！失礼よ！』

大切な人を悪く言われて、
ついカッとなった私は声を荒らげ、
拳を握って前のめりに。。

ブルコントさんは私を見やると、
溜息をついて出て行った。