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第12章 意地悪。

どうしてこんな事になるんだろう？

夜の街に飛び出したり、
酔っ払いを挑発したり、
殴りかかった挙句、、転んだり、、

一連の行動は
"冷静さを欠いた"と言われても
間違いじゃない･･

･･でも･･
そう仕向けたのは貴方でしょ。。

･･仕向けた。
そっか、、
さっき湧いた疑問の答えが出た。

本当は嫌なのに、
頼まれて断れないから･･
･･うん･･だからだね。。

『分かったよ。
もう出ていくから、手を放して』

『ｯ･･』

じっと黙ったまま睨みつける瞳に
緊張の色が混じる。
･･大丈夫、分かってるよ、
そんなに警戒しなくても、
私は何も言わないよ。

貴方はアマンダの大切なお友達だから、
･･･悪いのは、私。
そうだ、、
殴ったことを謝らないと･･

『ね、、』
『一体何をどう理解して、
出て行くという
くだらない結論に至るんですか！？』

『くだらない！？
お互いの為の結論よ、
せいせいしたでしょ？！』

駄目、、もう駄目。
こんな売り言葉に買い言葉。。