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想うより、想われる方が良い?
第2章 バカップル。
☆☆
待ち合わせは輝昭の最寄り駅にあるコンビニ。
改札を出るとすぐこちらに気付いて、
ツカツカと足早に寄って来る。
あらら。。ブサくれ顔です。
確かにトイレで時間は取られたけれど、
そんなに長くは・・無かったと・・思うのは私だけ?
怒っているのかな?
「待たせ過ぎちゃった?」
私の真正面に立つと荒っぽく鞄を足元に置いて、
無言&ブサくれ顔のまま、
何故かコートを脱ぎ始める。
ん?もしもし?
バサッと私の肩にコートを掛けると
拗ねた声を出す。
「・・それ、かして」
「?」
「ストール」
「え、駄目。
寒いならコート着ててよ」
「良いからかせよ。
・・男物だろ、それ」
・・ぁ、嫉妬・・ね。
可愛いから、抵抗して暫く観察したいけど、
今日は止めておこう。
どういう訳だか結構不安になってたから。
「途中で偶然槇野さんに会ったんだ。
で、貸してくれたの。
ぐしゃぐしゃにしちゃ駄目だからね」
「・・分かった」
畳んで渡すと、ちゃんと丁寧に扱って鞄に入れた。
うん、素直でよろしい♪
待ち合わせは輝昭の最寄り駅にあるコンビニ。
改札を出るとすぐこちらに気付いて、
ツカツカと足早に寄って来る。
あらら。。ブサくれ顔です。
確かにトイレで時間は取られたけれど、
そんなに長くは・・無かったと・・思うのは私だけ?
怒っているのかな?
「待たせ過ぎちゃった?」
私の真正面に立つと荒っぽく鞄を足元に置いて、
無言&ブサくれ顔のまま、
何故かコートを脱ぎ始める。
ん?もしもし?
バサッと私の肩にコートを掛けると
拗ねた声を出す。
「・・それ、かして」
「?」
「ストール」
「え、駄目。
寒いならコート着ててよ」
「良いからかせよ。
・・男物だろ、それ」
・・ぁ、嫉妬・・ね。
可愛いから、抵抗して暫く観察したいけど、
今日は止めておこう。
どういう訳だか結構不安になってたから。
「途中で偶然槇野さんに会ったんだ。
で、貸してくれたの。
ぐしゃぐしゃにしちゃ駄目だからね」
「・・分かった」
畳んで渡すと、ちゃんと丁寧に扱って鞄に入れた。
うん、素直でよろしい♪