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想うより、想われる方が良い?
第14章 二人にとって・・
【まったく、槙野は。。】
大きなため息に言葉を乗せ、
良い具合に
真っ暗でぬくぬくだった
お布団の隠れ家を覗き込む。
はぁ。
強烈な個性の"髭"は無いし、
髪型も随分さっぱりさせて
見た目は
童話のビースト君みたいに
激変だけど、
私がギリッギリッ睨んでいるのに、
余裕たっぷりオーラで
見つめ返してくるとか・・
嫌味な感じは昔のまま!
「…go away」
「言ったはずですよ、
二度と独りにはしない、と。
もう忘れたのですか?」
ベッドにそっと腰かけ、
上掛けを丁寧に折って私の胸に。
そんな動作に
イラっとさせられて、
「勝手な事、言わないで」
起き上がろうとすると、
「ァゥッ」
手首が強烈に痛み、、
その手を守ろうと
無意識に伸びた反対の腕にも痛みが・・
「ァゥッ、、クッゥ、、」
大きなため息に言葉を乗せ、
良い具合に
真っ暗でぬくぬくだった
お布団の隠れ家を覗き込む。
はぁ。
強烈な個性の"髭"は無いし、
髪型も随分さっぱりさせて
見た目は
童話のビースト君みたいに
激変だけど、
私がギリッギリッ睨んでいるのに、
余裕たっぷりオーラで
見つめ返してくるとか・・
嫌味な感じは昔のまま!
「…go away」
「言ったはずですよ、
二度と独りにはしない、と。
もう忘れたのですか?」
ベッドにそっと腰かけ、
上掛けを丁寧に折って私の胸に。
そんな動作に
イラっとさせられて、
「勝手な事、言わないで」
起き上がろうとすると、
「ァゥッ」
手首が強烈に痛み、、
その手を守ろうと
無意識に伸びた反対の腕にも痛みが・・
「ァゥッ、、クッゥ、、」