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第15章 地の果て。

起き上がるべき？

嫌だよ、寝るって決めた･･

でも、せめて顔をあげて、
上掛けをはぎ取ったのが
誰なのかを確認すべき？

･･そんなの分かってるでしょ、
きっとあの人だ。

だって、
綾先生に槙野さん、
それにロビン先生も、
こんな乱暴じゃないから。

ベッドが揺れて沈み
コロリと仰向けにされ
予想通りの人物が真上から私の瞳を覗き込む。

「構わないでって
言ったでしょ･･」

こんな弱々しい涙声なんか
拒絶になるわけない。
しかも、
悲しくて泣いていた延長線上じゃなく、
戻って来てくれたんだって
ホッとして･･
ごめん、アマンダ、
私･･最低な女だね･･