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想うより、想われる方が良い?
第15章 地の果て。
「ええ確かに聞きましたが、
こちらも繰り返しておきましょうか、
二度と貴女を独りにはしません。
諦めなさい。
強情さは貴女と同程度だとしても、
私の執着心はかなり酷いようなので。」
あの人は苦笑いをして
腕を荒っぽく背中にすき込む。
・・温かい。
触れられた部分からどんどん広がる、
ほんのりと安心感をくれるその温かさは・・
もう、完全に毒だ。
・・でも、
「・・もう止めて、
ちゃんとアマンダを幸せにしてあげて」
「はぁ」