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想うより、想われる方が良い?
第16章 素敵な輝昭様。
全く・・愚行、、完璧に愚行。。
何故の電話だよ?
止めれるとでも思っていたのか?

美紗の喘ぎを聞いて
頭に血が上って・・

はぁぁぁぁ。

電話を切ると同時に
ノックの音が響く。

振り返ると遠慮気味にドアが開き、

「まぁ、輝昭様。
ベッドにお戻りください」

心配気な声で忠告をして
小走りで側へ来る。

「もう大丈夫ですよ」

「油断なさらないで下さい。
倒れた原因は
まだハッキリと分かっていないんです、
しばらくは安静にッ」

どうしてそうしたのか自分でも分からない、
ほぼ無意識で彼女の唇に触れ、
言葉が途切れた後
そっと抱き寄せていた。
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