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想うより、想われる方が良い?
第1章 プライベートレッスン。
ドキドキしているのを悟られないように黙って視線を外していると、
伏せる視界にまたメモを差し出して、
指でトントンと机を叩く。
【ハグして】
はぐぅぅぅぅぅ。
そ、そ、その欲求は・・
正直なところ嬉しい。
けど・・今は駄目でしょ、
私は仕事中で、君はテスト中!
3週間前の告白以来まともな授業になってない。
個人授業なのを良い事に
おしゃべりばっかり。
・・日本語で。
こんな事してたら
高いレッスン料が無駄になるぞって。
言ってもねぇ~、私も嬉しいし・・
いやいや、それじゃ駄目なのですヨ。
今週こそ
オン・オフの切り替えをちゃんとするって決めたんだから。
そうだよ、今はオン!
オンは仕事中!
あ!
集中させるためにテストは一人で受けさせよう。
おおっ、良い考え!
リスニングのテストなんかカンニングできないもんねぇ。
伏せる視界にまたメモを差し出して、
指でトントンと机を叩く。
【ハグして】
はぐぅぅぅぅぅ。
そ、そ、その欲求は・・
正直なところ嬉しい。
けど・・今は駄目でしょ、
私は仕事中で、君はテスト中!
3週間前の告白以来まともな授業になってない。
個人授業なのを良い事に
おしゃべりばっかり。
・・日本語で。
こんな事してたら
高いレッスン料が無駄になるぞって。
言ってもねぇ~、私も嬉しいし・・
いやいや、それじゃ駄目なのですヨ。
今週こそ
オン・オフの切り替えをちゃんとするって決めたんだから。
そうだよ、今はオン!
オンは仕事中!
あ!
集中させるためにテストは一人で受けさせよう。
おおっ、良い考え!
リスニングのテストなんかカンニングできないもんねぇ。