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第20章 おまけ：「どうして･･」

『酷い呼び方しちゃだーめ。
オペラかぁ、
楽しいかもしれないけど誘わないよ。
だって、絶対無理だもん。
僕と彼女は、
あの日誰かさんが気絶している間
アトリエで話したきりだよ、
その後は一度も会ってないんだから』

『え？毎日、彼女と』

『ふふーん♪
あれはねぇー
情報収集のためのストーキング♪』

『はあ？ストーキング！？
そのうえ服を贈りつけて･･
ノエ、それは完全に変質者ですよ？』

『もぉぉ、勘違いしないで｡｡
いきなり贈りつけるわけないでしょ。
どんなのが似合うか想像して楽しんでるんだ。
それより、このコーデどう？』

『はぁぁぁぁ。。。
……そうですね､､』

窘めてもマイペースなノエに呆れ、
面倒臭そうにカウンターを眺める。

けれど、ノエの予想通り
ブルコントは数秒で真剣な顔に。

『少し派手過ぎるような･･』