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第20章 おまけ：「どうして･･」

（･･まぁ、体型は一応大人ですか、
しっかりと出るところは出ていますからね、
そこそこ大胆な物でも･･
肌の色から考えて、
こちらの色が合いそうですね･･
差し色は小物でするとして･･
うなじがとても綺麗でしたから背中を･･）


☆


『ほぉぉ。君は
スミレちゃんをこういう風に見てるんだ』

出来上がったコーディネイトの前で
腕を組んで何故か満足気に口角を上げるノエ。

彼の意味ありげな態度と言葉に
ブルコントは
苛立ちとは違う妙な気恥ずかしさを覚え
少し早口に言い訳をする。

『どう解釈しているのか知りませんが、
あれは、いきなり人に殴りかかる乱暴な
馬鹿アマゾーヌですよ。
魅力皆無のあれに
似合うものが無いので
無難なものを集めただけです』