この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
想うより、想われる方が良い?
第20章 おまけ:「どうして・・」
『ね、こっちを向いて』
スミレの小さな身体は怯えて強張り
テッドの腕の中で
無防備に立ち尽くしている。
(どうして抵抗をしないのですか・・)
頭がクラクラする。
彼女の過去を知りながら
こんな愚問を投げかける
"通常の自分"の馬鹿さ加減に。
(抵抗なんか出来るわけ、、ない・・
彼女は・・何度も・・
・・何度も辛い経験を・・)
『テッド!』
我慢できなくて叫んでしまった。
きっとこれが答え。
イライラの原因、
そしてイケない原因で、
本当の自分の素直な気持ち。
けれど、
"検証"の名目で彼女を傷つけ、
"通常の自分"を守るために
感覚から切り離そうとした鈍くて傲慢な人間が
それを知ったところで
どうしようもない。
(手遅れです・・もう・・)
スミレの小さな身体は怯えて強張り
テッドの腕の中で
無防備に立ち尽くしている。
(どうして抵抗をしないのですか・・)
頭がクラクラする。
彼女の過去を知りながら
こんな愚問を投げかける
"通常の自分"の馬鹿さ加減に。
(抵抗なんか出来るわけ、、ない・・
彼女は・・何度も・・
・・何度も辛い経験を・・)
『テッド!』
我慢できなくて叫んでしまった。
きっとこれが答え。
イライラの原因、
そしてイケない原因で、
本当の自分の素直な気持ち。
けれど、
"検証"の名目で彼女を傷つけ、
"通常の自分"を守るために
感覚から切り離そうとした鈍くて傲慢な人間が
それを知ったところで
どうしようもない。
(手遅れです・・もう・・)