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想うより、想われる方が良い?
第4章 輝昭の部屋。
「そんなんで引くんだったら、好きにならないって。
ってか、ハロウィンパーティーの時、
魔女の帽子を俺に差し出してさ、
"凄く似合いそうだから、ハイテみてよ"って
無邪気に言われてグッときた!」
「何で?」
「間違いに気づいてないんだ。
帽子は"ハク"じゃなくて"カブル"、な。」
「はぅぅ。そ、そうだった・・」
動詞が多すぎる日本語が悪い!
帽子は“カブル”
服は“キル”
手袋は“ハメル”
パンツは“ハク”
化粧は“スル”
英語だと
どれもこれもput onだよ!
一個で済むのに・・
なんで使い分けないといけないの?
「睨みながら泣くなって。
ちょっとした言葉と習慣のずれがあっても、
美紗の性格が好きだから、
全然変だと思わないし、
むしろ可愛くて良い!」
「・・本当?」
「うん。」
私の一番のコンプレックス。
なのに、輝昭の言葉でスッと楽になった。
ありがとうって言いたいのに、
嬉しさで真っ白になって・・
また・・悪い癖が出てしまう。
ってか、ハロウィンパーティーの時、
魔女の帽子を俺に差し出してさ、
"凄く似合いそうだから、ハイテみてよ"って
無邪気に言われてグッときた!」
「何で?」
「間違いに気づいてないんだ。
帽子は"ハク"じゃなくて"カブル"、な。」
「はぅぅ。そ、そうだった・・」
動詞が多すぎる日本語が悪い!
帽子は“カブル”
服は“キル”
手袋は“ハメル”
パンツは“ハク”
化粧は“スル”
英語だと
どれもこれもput onだよ!
一個で済むのに・・
なんで使い分けないといけないの?
「睨みながら泣くなって。
ちょっとした言葉と習慣のずれがあっても、
美紗の性格が好きだから、
全然変だと思わないし、
むしろ可愛くて良い!」
「・・本当?」
「うん。」
私の一番のコンプレックス。
なのに、輝昭の言葉でスッと楽になった。
ありがとうって言いたいのに、
嬉しさで真っ白になって・・
また・・悪い癖が出てしまう。