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想うより、想われる方が良い?
第6章 ガチムチなジム・ジョンソンは暴れん坊。
マイクは短いため息を漏らすと、少し不満げに唇をこめかみに押し付ける。
目を閉じてやり過ごしていると、二、三回食まれて、縛られている手にマイクの手が触れた。
「・・だめ」
いつ戻ってきたんだか、、
行方不明だった理性が、今更で遅すぎる危機感を私に伝えて、ついでに拳を握って抵抗までし始めた。
・・うん、、まぁね、
手を繋ぐなんてできない・・よ。
私にとって手は、
好きな人にしか触れられたくない、
唇と同じぐらい大切な部分。
だって、
・・手を繋ぐことは、
二人の心を繋ぐことと同じだから。
こめかみにあったマイクの唇が
すっと下りて来ると、
弱点の耳を食む。
ゾクっとさせられて
力が抜けそうになるけど、
頑張って拳を握り続ける。
「美紗」
頑なな私の様子に
マイクは短い溜息をつき、
少しだけ苦し気に名を呼ぶ。
恋人の真似事なんか絶対イヤだから
黙ったままでいると、
マイクの指は私の拳をこじ開けだした。
目を閉じてやり過ごしていると、二、三回食まれて、縛られている手にマイクの手が触れた。
「・・だめ」
いつ戻ってきたんだか、、
行方不明だった理性が、今更で遅すぎる危機感を私に伝えて、ついでに拳を握って抵抗までし始めた。
・・うん、、まぁね、
手を繋ぐなんてできない・・よ。
私にとって手は、
好きな人にしか触れられたくない、
唇と同じぐらい大切な部分。
だって、
・・手を繋ぐことは、
二人の心を繋ぐことと同じだから。
こめかみにあったマイクの唇が
すっと下りて来ると、
弱点の耳を食む。
ゾクっとさせられて
力が抜けそうになるけど、
頑張って拳を握り続ける。
「美紗」
頑なな私の様子に
マイクは短い溜息をつき、
少しだけ苦し気に名を呼ぶ。
恋人の真似事なんか絶対イヤだから
黙ったままでいると、
マイクの指は私の拳をこじ開けだした。