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想うより、想われる方が良い?
第7章 輝昭の事情。
★★★
<昨夜>輝昭視点。
『誰かさんのせいで、焦ってたんです。
一番奥の部屋まで行く勇気なんかないよ。』
シャワーを浴びた後、
タオルにくるまった美紗はお泊りセットの入った鞄を更衣室に置いて来てしまったと嘆いている。
『悪かった悪かった。
洗えるものは洗濯機につっこんで、
とりあえず今は、
そのバスローブでも着ておく?』
何げなく勧めたが、
美紗に拒絶されるだろうと踏んでいる、、と言うのも、
そのバスローブは、
かなり強烈なオッサン臭を漂わせているからだ。
俺自身、"こんなのを着る人間がいるのか?ってかどこで売ってるんだよ!"と
激しく突っ込んでしまった最悪なみてくれで、一度も着たことが無い。
・・が、美紗は素直に頷いて袖を通し、
ふっと笑って肌触りの良さと、
ボリューム感の割には軽い着心地で良いと褒めた。
『もしかして、
誰かからのプレゼント?
輝昭のチョイスって感じがしないけど・・』
褒めた直後にこの問い。
俺が気に入って買った物だと勘違いされなくてホッとした。
<昨夜>輝昭視点。
『誰かさんのせいで、焦ってたんです。
一番奥の部屋まで行く勇気なんかないよ。』
シャワーを浴びた後、
タオルにくるまった美紗はお泊りセットの入った鞄を更衣室に置いて来てしまったと嘆いている。
『悪かった悪かった。
洗えるものは洗濯機につっこんで、
とりあえず今は、
そのバスローブでも着ておく?』
何げなく勧めたが、
美紗に拒絶されるだろうと踏んでいる、、と言うのも、
そのバスローブは、
かなり強烈なオッサン臭を漂わせているからだ。
俺自身、"こんなのを着る人間がいるのか?ってかどこで売ってるんだよ!"と
激しく突っ込んでしまった最悪なみてくれで、一度も着たことが無い。
・・が、美紗は素直に頷いて袖を通し、
ふっと笑って肌触りの良さと、
ボリューム感の割には軽い着心地で良いと褒めた。
『もしかして、
誰かからのプレゼント?
輝昭のチョイスって感じがしないけど・・』
褒めた直後にこの問い。
俺が気に入って買った物だと勘違いされなくてホッとした。