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想うより、想われる方が良い?
第7章 輝昭の事情。
美紗をひょいと洗面台へ乗せ、
強引に足を抱えてやり、
俺に馴染みだしたその場所へズブズブと埋め込んで・・


『キャアアアアア、ば、ばかぁぁぁぁ』


駅弁状態にすると、その不安定さを嫌って可愛く怒る美紗。

ふっと冷静に?なり、
美紗には言えない
悪趣味な仕掛けを思い出した。


『ぷっ。はいはい、馬鹿ですよ。
 "飯と、スル"は分かったから、
 しっかり掴まっとけよ。』


着いたのはリビングのソファー。
仕掛けは、気合を入れて部屋中に張り巡らせたが、
ここがベストポジション!

対面座位で腰を下ろし、
"カツ丼が食べたい。"と意地悪に注文してみた。


"じゃぁ"と美紗が腰を浮かせ繋がりを抜こうとするのを、
俺はガッシリ抱きしめて拒否し、


『飯と、スル、だろ。』

『ええー本気?』

『ま、効率重視って事で・・と、』


呆れ顔の美紗を抱えたままテーブルの上のカツ丼をとる。
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