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赤と黒
第1章 始まりの扉
黒 7月29日 AM7:43

「・・・ぅん・・ん」

夕べ飲みすぎたかな…
安っぽい店だったし、まぁ、料理はそこそこだったけどね

集まった面子が… ハズレだったなぁ
昨日の合コン。

ベッドから起き上がり
いつものように、トイレに行き… 洗面所へ…
使い慣れた電動歯ブラシを、口に入れスイッチを入れる…

ヴィーン…歯ブラシが口の中暴れまわる

ふと見ると… 鏡の中、酷い顔の女性がいる…

「嘘・・・ヤダ誰?・・疲れっ切った顔してる」

今日も、会社なのに… シャキッとしないとね。

シャンプードレッサーの部屋にしたのは正解ね
こんな朝はホント便利

頭を洗うと、すっきりした気分になれる
また鏡を見てみる…

「おー・・・何とかいつもの黒川真実にもどった・・・」

馬鹿な独り言に、思わず吹いてしまった。

いつもの手順で、軽く朝食を済ませると
バッグから、ポーチを取り出し中身をテーブルに並べる
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