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夜這い生活
第5章 キャリアアップ
だがある日のこと。
いつものように孝之が彼女の寝巻きを脱がすと、彼女は見慣れないオムツのような物を履いていた。
生理用品である。
が、これまで彼女等いたことのない孝之には、そのオムツと生理用品の関係性が結び付かず、状況を理解するのに時間がかかった。
……つまり、今日からしばらくは犯すことが出来ない。
孝之は行き場のない性欲を持て余し、しばらく呆然とする。
目の前に性欲を処理できる相手がいるというのに、今夜もと既にぺニスは準備を整えているというのに。
せめてもと彼女の胸に手を伸ばすが、セックス出来ないとわかった上ではその魅力も半減した。
肩をすぼめ、すごすごと孝之は彼女の部屋を後にする。
自室で悶々とした気持ちをなんとか打開しようと、孝之は枕元に置いてある小学校の卒業アルバムを開いた。
思えばこれを見るのも久しぶりだ。
これまで孝之は、この卒業アルバムの、好みの同級生の写真を見ては自慰に浸っていた。
彼にとって、他の同級生とは全く違う意味、違う使い方ではあるが、このアルバムは孝之の宝だった。
が、彼女を夜這いするようになってからは、性欲の処理すべてがそれで済んでいたので、このアルバムはしばらく開いていなかったのだ。
アルバムのページを捲りながら久しぶりに誰で抜こうかと考えていた孝之だが、ふと一つのことが脳裏に浮かぶ。
(確かこのアルバムは……)
アルバムの最後の方を開く。
そこには、同級生の連絡先一覧、つまり住所が記されていた。
一瞬、孝之の思考と動きが止まる。
そして、ニヤリと口角が上がり、その住所一覧に指を這わせ何かを探し出した。
孝之は思う。
自分は彼女の部屋へ侵入し、犯すことに成功した。
孝之は思う。
一度成功しているから、次もきっと上手くいくだろう。
孝之は思う。
このアルバムは、やはり自分にとっての宝だったと。
孝之は思う。
それならコイツにしよう。
孝之の汚れた性欲は、もはや止まることはなかった。
彼の夜這い生活は今夜から始まるのかもしれない。
夜這い生活・完
いつものように孝之が彼女の寝巻きを脱がすと、彼女は見慣れないオムツのような物を履いていた。
生理用品である。
が、これまで彼女等いたことのない孝之には、そのオムツと生理用品の関係性が結び付かず、状況を理解するのに時間がかかった。
……つまり、今日からしばらくは犯すことが出来ない。
孝之は行き場のない性欲を持て余し、しばらく呆然とする。
目の前に性欲を処理できる相手がいるというのに、今夜もと既にぺニスは準備を整えているというのに。
せめてもと彼女の胸に手を伸ばすが、セックス出来ないとわかった上ではその魅力も半減した。
肩をすぼめ、すごすごと孝之は彼女の部屋を後にする。
自室で悶々とした気持ちをなんとか打開しようと、孝之は枕元に置いてある小学校の卒業アルバムを開いた。
思えばこれを見るのも久しぶりだ。
これまで孝之は、この卒業アルバムの、好みの同級生の写真を見ては自慰に浸っていた。
彼にとって、他の同級生とは全く違う意味、違う使い方ではあるが、このアルバムは孝之の宝だった。
が、彼女を夜這いするようになってからは、性欲の処理すべてがそれで済んでいたので、このアルバムはしばらく開いていなかったのだ。
アルバムのページを捲りながら久しぶりに誰で抜こうかと考えていた孝之だが、ふと一つのことが脳裏に浮かぶ。
(確かこのアルバムは……)
アルバムの最後の方を開く。
そこには、同級生の連絡先一覧、つまり住所が記されていた。
一瞬、孝之の思考と動きが止まる。
そして、ニヤリと口角が上がり、その住所一覧に指を這わせ何かを探し出した。
孝之は思う。
自分は彼女の部屋へ侵入し、犯すことに成功した。
孝之は思う。
一度成功しているから、次もきっと上手くいくだろう。
孝之は思う。
このアルバムは、やはり自分にとっての宝だったと。
孝之は思う。
それならコイツにしよう。
孝之の汚れた性欲は、もはや止まることはなかった。
彼の夜這い生活は今夜から始まるのかもしれない。
夜這い生活・完