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あなたが教えてくれたこと
第6章 6
遼平がベッドに腰掛けたので、紫遠もその隣に座ろうとした。
「おいおい……なに勝手に座ろうとしてるんだ?」
「えっ……あ、はい」
既に始まってるんだと理解し、慌てて彼の前に立つ。
「まずは俺に服従するところをみせて貰おうか」
「はい」
「服を脱げ」
言葉で責めるのは気が乗らないと言ってた割に、彼の口調はなかなか堂に入っていた。
カーテンは閉まっているが昼の陽射しは遮光し切れておらず明るい。
静かな視線は値踏みするように鋭かった。
「……わかりました」
夫ではない男に命令されるのは新鮮な緊張感があった。
紫遠はゆっくりとボタン外し、胸元をはだけさせる。
その間も視線はずっと絡め合ったまま逸らさなかった。
シャツは脱ぐというより肩から抜くように床に落とす。
「ブラジャーもだ」
「はい」
背中に手を回しホックを探り当て、一呼吸入れる。
「おいおい……なに勝手に座ろうとしてるんだ?」
「えっ……あ、はい」
既に始まってるんだと理解し、慌てて彼の前に立つ。
「まずは俺に服従するところをみせて貰おうか」
「はい」
「服を脱げ」
言葉で責めるのは気が乗らないと言ってた割に、彼の口調はなかなか堂に入っていた。
カーテンは閉まっているが昼の陽射しは遮光し切れておらず明るい。
静かな視線は値踏みするように鋭かった。
「……わかりました」
夫ではない男に命令されるのは新鮮な緊張感があった。
紫遠はゆっくりとボタン外し、胸元をはだけさせる。
その間も視線はずっと絡め合ったまま逸らさなかった。
シャツは脱ぐというより肩から抜くように床に落とす。
「ブラジャーもだ」
「はい」
背中に手を回しホックを探り当て、一呼吸入れる。