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あなたが教えてくれたこと
第2章 2
「欲しいのか?」

髪を掴まれ、上を向かされる。
夫の瞳は中年期の男性とは思えない、妖しい光が宿っていた。

「はい。堪らなく、欲しいです」
「お前もはしたない女になったな。嫁いだ当初は男も知らない身体だったくせに」
「はしたない女はお嫌いですか?」

そう訊いた紫遠の表情は媚びるわけでもなく、怯える様子もない。
そつのない品のよい問い掛けだった。

「いや」

一言だけで答えると正嗣はベルトを外してズボンと共にパンツも下ろす。
年齢を思わせない猛々しさが宿ったそこは、天を仰いで反り張っていた。

シャツにベストを着た上半身の紳士さと、野蛮な下半身が禍々しかった。

「失礼します」と断りを入れてから、彼女の唇がその丸首を覆っていった。
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