この作品は18歳未満閲覧禁止です
- 小
- 中
- 大
- テキストサイズ
あなたが教えてくれたこと
第5章 5
彼の唇が胸の突端の芽吹きを捕らえる。
それを吸いながら舌で転がし、乳房全体を揉み解された。
ふわっと浮くような擽ったさが広がっていく。
はしたなく乱れてはいけないと躾けられている紫遠は、手のひらを握って堪えた。
正嗣がするような荒々しい所作と違い、青年の舌や唇には優しさが宿っていた。
「綺麗だ。紫遠さんの身体」
「そんなこと言わないでっ……恥ずかしい」
ただでさえ十四歳も歳上の彼女は、身体の張りやみずみずしさに負い目を感じている。
それを綺麗だなどと言われては居心地が悪くて仕方なかった。
「ここも、ここも、ここだって綺麗だ」
確かめるように彼は腹やへそ、腋の下にまでキスを落とす。
羞恥に火がつき、紫遠は身体をくねらせ、太ももを擦り合わせながら床を這い回った。
「閉じないで」
そのももの間に彼の脚が挟まれる。
「ここにも、キスをさせて?」
唾液で艶やかに光る舌に目を見張る。
それを吸いながら舌で転がし、乳房全体を揉み解された。
ふわっと浮くような擽ったさが広がっていく。
はしたなく乱れてはいけないと躾けられている紫遠は、手のひらを握って堪えた。
正嗣がするような荒々しい所作と違い、青年の舌や唇には優しさが宿っていた。
「綺麗だ。紫遠さんの身体」
「そんなこと言わないでっ……恥ずかしい」
ただでさえ十四歳も歳上の彼女は、身体の張りやみずみずしさに負い目を感じている。
それを綺麗だなどと言われては居心地が悪くて仕方なかった。
「ここも、ここも、ここだって綺麗だ」
確かめるように彼は腹やへそ、腋の下にまでキスを落とす。
羞恥に火がつき、紫遠は身体をくねらせ、太ももを擦り合わせながら床を這い回った。
「閉じないで」
そのももの間に彼の脚が挟まれる。
「ここにも、キスをさせて?」
唾液で艶やかに光る舌に目を見張る。