この作品は18歳未満閲覧禁止です

  • テキストサイズ
あなたが教えてくれたこと
第5章 5
閉じようとした脚はてこの原理で訳もなく開け広げられてしまう。

「そ、こは……」

彼はスカートを捲り、内ももへと唇を寄せていく。
慌てて遼平の髪を掴み、拒もうとするが若い勢いに勝てるはずもなかった。

「あ……」

温かな舌が触れた瞬間、目を見開き、天を仰いだ。
夫に叩かれたり、噛まれたり、抓られてばかりの内ももを、舌で愛でられる。罪深いほど心が揺らいだ。

「ここも綺麗だ……」

舌はゆっくりと上り、蕩ける唇谷へと近付いてきた。
卑猥な匂いが溢れてしまっていないか、彼に嗅がれてしまわないかと心拍数が上がる。そのくせそこも褒めてもらいたくて、期待と不安が膨らむ。

その時、固く握りしめた拳を遼平の手のひらが包んだ。
その温もりで花開いたように拳を緩め、指を一本づつ絡めるように繋いだ。
決して離れないように願うような照れ臭い繋がりに、年甲斐もなく胸が疼く。

/168ページ
無料で読める大人のケータイ官能小説とは?
無料で読める大人のケータイ官能小説は、ケータイやスマホ・パソコンから無料で気軽に読むことができるネット小説サイトです。
自分で書いた官能小説や体験談を簡単に公開、連載することができます。しおり機能やメッセージ機能など便利な機能も充実!
お気に入りの作品や作者を探して楽しんだり、自分が小説を公開してたくさんの人に読んでもらおう!

ケータイからアクセスしたい人は下のQRコードをスキャンしてね!!

スマートフォン対応!QRコード


公式Twitterあります

当サイトの公式Twitterもあります!
フォローよろしくお願いします。
>コチラから



TOPTOPへ